『進撃の巨人』The Final season 第70話 kouのアニメシリーズ
こんにちは、kouです。
『進撃の巨人』 第70話「偽り者」
前回のおさらい。
・2年前の出来事
・ヒィズル国との初の外交
・2年前のエレンはまだいつものエレン
ガビは仮病を使って、心配して駆けつけた監視役を殺しファルコと脱獄をします。
2人で必死に逃げながらガビとファルコは言い合いを続けるのですが、ガビはファルコの話に聞く耳も持ちません。
観ていて、子供とはいえ正直、ガビにイラッとしてしまう程です。
ここまで来ると完全に洗脳されている状態で、ファルコが頭がおかしくなったんじゃ無いかと疑うのもわかる。
子供にここまでの植え付けをするなんて…。
逃げていた2人は声を掛けられるんですが、そこでもガビは警戒を解きません。
どれだけ優しくされても、パラディ島の人を悪魔としか見ていないんです。
逃走の身だから色んな疑念をもったりするのはわかりますが、必死でフォローしようとしてくれてるファルコの事なんて一切考えず、素性を知らない2人に食事まで提供してくれようとする相手の事も一切見ようとせず、なんなら殺してしまいそうな勢い。
家に案内され、ファルコとガビは兄弟と嘘をつき、ベンとミアと言う名前だと自己紹介する。
パラディ島の人間は悪魔だと思っているカビにとって、一緒に食事する事すら苦痛で手が震えていました。
なんか、この南国訛りのおじさんと奥さんみたいな人…どこかで…
( ゚д゚)ハッ!!!
(つд⊂)ゴシゴシ
( ゚д゚) ゚д゚) ゚д゚)!!!!!
68話で出てきた、サシャのご家族じゃない?
このブログを書いてる時に気づいた私。
まって。
知ってるの?この人達。ガビがサシャを殺したって知ってて保護してるの!?
だからみんな影のある顔してるの?
知らないにしても、運命が恐ろしすぎる(語彙力)
|ョ゚Д゚;))こっわぁ…。
カヤが2人はマーレの子達だとわかっていて保護した理由が、切なすぎます。
カヤが目標にしている人がサシャで、そのサシャの命を奪ったのが保護したガビ。
カヤやサシャのお父さんはガビがサシャの命を奪った事に気付いてないけど、マーレの子達というのがわかってるからみんな影のある顔をしていたのか。
この事実を、サシャの家族が知ってしまうのでしょうか?サシャの家族には知られて欲しく無いと思う反面、ガビは知るべきだと思ってしまう私。
もしガビがこの事実を知ったとしても、悪魔だから当然の報いだ!と言うのかな…。
ファルコはエレンとライナーのやり取りを聞いて、なんとなく色んな事に違和感だったり、自分の国が一方的な被害者ではなく加害者でもあると言う事を感じているのだと思います。
そして、人を人として見ている。
一方でガビは、どこか違和感を感じていたとしても考えを変える事ができないと言うか、受け入れられないんでしょうね。
ここまで人の優しさに触れてもなお、パラディ島の人間を悪魔だと思い、人を人として見ないガビをみて、教育とは恐ろしい武器になるのだと思いました。
ガビの精神が崩壊してしまうのではないかと心配でもあり、育った環境に同情する気持ちと、さっさとマーレに帰ってくれ!と思う気持ちで複雑です(´・ω・)
お互いにお互いの正義があり、そして真実は一つのはずなのに一つじゃない。
真実は、当事者にしかわからなくて、立場によってその真実の内容は全く違うものに変わってしまう。
色んな視点や立場に置き換えてから物事を見る事ができたなら、違った世界がみえるのかもしれませんね。
ということで、次回の『進撃の巨人』は
「導く者」